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老人ホームとスタッフの雰囲気~黒澤さんへの手紙3通目

黒沢さん、お手紙有り難うございます。
やっぱり黒澤さんも会いに行くのが少々遠くてもスタッフや入居者の雰囲気や感じの良いところがイイという返事でちょっと安心。
雰囲気の違いは老人ホームをいくつか見学すれば良くわかります。
エントランスをはいった時から違いが感じられます。

まだ有料老人ホームが今ほど一般的ではなかった時。
そうです5,6年前までは運営会社もそこで働く介護スタッフも介護をしてあげていると思っていました。そして介護スタッフは入居者に介護をする事のみが仕事でそれ意外の事は関係ないと思ってました。まして見学に来ている人なんてどうでもイイと言う態度で見学に行っても挨拶すらしないスタッフがいるところが結構ありました。

それが3,4年前から不動産業や飲食業など他の業種からの参入によって競争が生まれました。
まずは運営会社が介護はサービス業であるこ事を認識しはじめ、おおきく意識が変わりました。
運営会社が介護スタッフにも教育することで今では大体どのホームに行ってもホームのスタッフは立ち止まって会釈をするまでに変わりました。
介護が「みてあげる」からお金をもらって「みさせてもらってる」と意識が変わりました。非常に良い事だと思います。

ただ今の老人ホームがすべてそういう精神でやっているかと言うとそうではありません。
黒澤さん、特別養護老人ホームって知ってますか?通称「とくよう」って呼ばれています。
「とくよう」は行政が社会福祉法人や医療法人に助成金等を負担して運営を委託しています!
民間のホームとの一番大きな違いは入居の時の費用が不用で月額の費用も安いです。
安いと言っても15万円前後なのでイイ金額ですが。

よく公共の老人ホームは何百人待ちと言われているのがこの「とくよう」です。
残念ながら入居者=お客さんを集めるのに苦労しない“とくよう”は“みさせてもらっている”というような気持ちで介護にあたっているホームは少ないように感じます。私も仕事上「とくよう」に何回が行きましたが受付でも「あんた誰? なにか用?」と言わんばかりの対応で昔の役所的対応でした。
同じように民間の有料老人ホームでも低料金のところは同じように感じるホームが多いのも事実です。

低料金のホームに港区の佐藤さんと一緒に見学にいきました。
我々が行く前日に佐藤さんの娘が見学に行きました。
佐藤さんの娘はホームの入居相談員に今申し込んでくれるなら南向きのお部屋は押さえますと言われ当日申込みをしてきました。

その翌日に佐藤さんと私がいきました。もちろん娘さんの前日の話があるので佐藤さんとしてはお部屋の大きさや食堂の雰囲気を確認してそこにご入居するつもりでした。
ところが対応した相談員は部屋は押さえてません、健康診断書と申込書健康診断書と申し込み書を提出した順に部屋を押さえることができるそうです。
前日に来た娘さんとの話しが違い担当者に聞いてもらちがあかず結局その日は部屋を確認するだけで見学終了です。
翌日娘さんとホームの入居責任者と話しをして結局当初申し込みをいれた部屋の隣の部屋に落ち着きました。

しかし入居担当者から私に連絡があり、佐藤さんの入居は断るとの事でした。
佐藤さんに言わない事を前提に理由を聞くと入居前にこんなに主張する家族は入居後もクレーマーになると思うので断るということでした。
私は“ふざけるなっ”と心の中で叫びましたが、ホーム側の話しを黙って聞くしかありませんでした。なんとか違うホームで佐藤さんの希望条件に近いホームは見つけてご入居していただきました。
お客さん探しに苦労しないホームは介護サービスだけでなく入口で自分たちに都合の良いお客さんしかとらない傾向にあるようです。
厳しいし寂しいですが高い金額を取らなくたって頑張っているホームを探しますからね、黒澤さん。

ところで黒澤さん、肝心な事を聞くのを忘れていましたが予算はどれくらい考えていますか?