軽費老人ホーム
公開日:令和3年(2021年)4月1日
簡単に
○地方公共団体や社会福祉法人等が運営する。
○比較的元気な人向けの老人ホーム。
○A型、B型、C型(ケアハウス)の三種類がある。
詳しく
軽費老人ホームとは地方公共団体や社会福祉法人などが運営する老人ホームです。
自立あるいは要支援の比較的元気な人向けの施設となっています。
民間の有料老人ホームと違い地方公共団体の助成が受けられるため、月の費用が安くなっているのが特徴です。
参照:有料老人ホーム
入居条件は健康状態、収入、家庭環境、身元引受人の有無など運営地方公共団体の基準によって異なります。
軽費老人ホームは種類により三つに分別されています。
- A型:介護を必要とはしないが、一人暮らしに不安がある人向け。
食事サービスが付く。 - B型:食事サービスが付かない。
介護を必要とせず自炊が可能な人向け。 - C型:ケアハウス。
介護サービスや生活サービスを受けられる。
A型とB型は平成2年(1990年)以降新設することができないため、現在新しく設置できるのはC型のケアハウスのみになっています。
参照:軽費老人ホームA型
参照:軽費老人ホームB型
参照:軽費老人ホームC型
また大都市部での設置を目的とし、基準を緩和した『都市型軽費老人ホーム』も存在します。
参照:都市型軽費老人ホーム
自立した生活ができる人向けの施設であるため、常時介護が必要な状態になった場合、有料老人ホームや特別養護老人ホーム等に移らないといけない場合もあります。
※本稿は一般的な内容を記述しています。
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相談を含め、見学同行など全て無料です。