褥瘡
公開日:令和3年(2021年)4月1日
簡単に
○『じょくそう』と読む。
○圧迫が原因でできる傷のこと、床ずれ。
詳しく
褥瘡は寝たきりの状態などが続くことでできる皮膚の傷やただれのことです。
皮膚が長時間圧迫されることで血液の流れが悪くなり、皮膚が傷ついてしまったり、ただれたりする症状のことです。
原因は長期間による皮膚の圧迫により血液の流れが止まってしまうことにあります。
血液が流れないと、皮膚の細胞が再生できず壊死し傷となってしまいます。
健康な人でも2,3時間同じ個所を圧迫され続けると褥瘡になるといわれています。
ではなぜ長時間座っていたり、睡眠時などで体を動かしたりせずとも私たちは褥瘡にならないのでしょうか。
それは普段私たちが無意識的に体を動かし、一か所に圧力がかからないよう調整しているからです。
したがって、寝たきりで自分で寝返りを打つことができない場合は、定期的に体位変換を行い、褥瘡を予防することが重要です。
参照:体位変換
褥瘡の治療は薬の塗布から手術まで、症状の進行度合いにより変わります。
※本稿は一般的な内容を記述しています。
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