徘徊
公開日:令和3年(2021年)6月21日
簡単に
○あてもなくさまようこと。
○認知症患者が発症する症状の一つ。
詳しく
徘徊とは一般的に目的もなくうろうろ歩き回ることをいいます。
認知症を患っている高齢者が起こす行動・心理症状(BPSD)の一つです。
前触れもなく外出し、そのまま帰ってこれなくなってしまうことも多い認知症患者の徘徊は、周りから見ると支離滅裂な行動に見えますが、本人にとっては理由がある行動です。
そのため無理に外出を控えさせたり、止めたりすると逆にパニックを起こしてしまうこともあります。
また本人のみで外出してしまうことで、事故やケガに遭う危険性、迷子になってしまう可能性もあります。
GPSの活用や、地域との連携が徘徊時の対策になることもあります。
また本人の話をより聞くことや、趣味などを見つけるように働きかけることで徘徊の防止にもつながります。
家庭での対応が難しくなった場合は老人ホームなどの検討も一つの手段です。
認知症に特化した高齢者向け施設では介護のプロが24時間見守ってくれます。
※本稿は一般的な内容を記述しています。
ご相談はキットカンパニーに。
相談を含め、見学同行など全て無料です。
