レスパイト

公開日：令和3年(2021年)4月1日

　簡単に

○在宅介護を行う介護者の休息。
○またその休息を提供するサービスの総称。

　詳しく

レスパイトとは在宅介護に当たっているものが、一時的な休息などを得て介護負担の軽減（息抜き）を目指すものです。

在宅の要介護者を介護する人が家を数日間空けないといけなくなった、日々の疲れで休息が必要といった場合に外部のサービスを利用し負担軽減を目指します。
外部サービスには例えばデイサービスやショートステイ、小規模多機能型居宅介護の宿泊サービスなどがあります。
また医療ケアが必要な要介護者の場合は、病院がレスパイトを目的とした要介護者の受け入れ入院を実施している場合もあります。
条件によっては介護保険が適用できるため、金銭的負担も抑えることができます。

介護福祉の分野で使われることが多い言葉ですが、乳幼児期の育児や障がい者の介助者への一時的な休息もレスパイトと言われます。

英語では『respite』と書き、困難な状況の中での休息とされています。
そのため使用用途が介護福祉分野に限定されていません。

※本稿は一般的な内容を記述しています。

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