喀痰吸引
公開日:令和3年(2021年)4月1日
※この記事は『たんの吸引』と同一です※
簡単に
〇機械等を使ってたんや唾などを体外に出す医療ケアの一つ。
〇医療行為であるために吸引を行える人は限られている。
詳しく
喀痰吸引とは医療行為の一つで口、鼻、気管カニューレ内のたんや唾、鼻水などを吸引機などの機械を使って体外に出し気管内を清潔に保つためのものです。
医療行為であるため以前は医師もしくは医師の指示を受けた看護師のみが行えるものでした。
近年は在宅や施設で吸引や経管栄養を必要とする人が増加し社会問題化した経緯があり、平成23年(2011年)から医師・看護職以外の介護職員等も研修を受講し都道府県の認定を受けることで、一定の条件のもと医療ケアであるたんの吸引を行えるようになりました。
参照:たんの吸引等研修
他にも研修を受講し認定を受けることで可能になる医療ケアに『経管栄養』があります。
参照:経管栄養
老人ホーム等によっては登録喀痰吸引等事業者として届け出をし、不特定多数に対してたんの吸引ができる人材を配置している場合もありますが、そうでないところももちろんあります。
たんの吸引・経管栄養が必要なかたが老人ホーム等に入居する際、たんの吸引や経管栄養を介護職員が実施する場合は、届け出関係や医療関係者との連携、安全確保等について確認することも大切です。
※本稿は一般的な内容を記述しています。
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