超強化型老健
公開日:令和3年(2021年)6月21日
簡単に
○在宅復帰・在宅支援機能がとりわけ高いと認められている介護老人保健施設。
○決められた要件を満たすことで区分される。
○区分の中では最高位。
詳しく
超強化型老健とは老健の区分の一つです。
在宅復帰・在宅支援機能がとりわけ高いと認められているなど一定の基準を満たして運営されているものが呼ばれます。
現在の老健の種類の中では一番高い在宅復帰・在宅支援機能を有することになります。
参照:老健
超強化型老健を名乗るには、以下を満たす必要があります。
- *「在宅復帰・在宅療養支援等指標」各項目の合計値が70以上(最高値:90)。
- 退所時指導等の要件。
- リハビリテーションマネジメントの要件。
- 地域に貢献する活動をしている等の要件。
- 充実したリハビリを行っている。
*「在宅復帰・在宅療養支援等指標」は下記の10項目で採点され最高値は90です。
- 在宅復帰率
- ベッド回転数
- 入所前後訪問指導割合
- 退所前後訪問指導割合
- 居宅サービスの実施数
- リハ専門職の配置割合
- 支援相談員の配置割合
- 要介護4または5の割合
- 喀痰吸引の実施割合
- 経管栄養の実施割合
入所者にとってもプラス面が多い老健ですが、超強化型はその他老健より高い介護報酬を請求できるため、その要件を満たすために、本来であれば在宅復帰できない状態の人でも退去させるといった問題もあると言われています。
※本稿は一般的な内容を記述しています。
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