生活保護
公開日:令和3年(2021年)4月1日
簡単に
○健康で文化的な生活を送れるよう、生活に困窮する人に必要な保護を行い、自立を促す制度。
○扶助は8種類あるが基本的に現金による給付。
○住んでいる地区の役所で申請の手続きを行い、受理されると受給資格を得る。
詳しく
生活保護とは生活に困窮している人が申請できる制度の一つで、健康で文化的な生活を送れるよう支援し自立を促す制度です。
生活保護の扶助は『生活扶助』『住宅扶助』『教育扶助』『医療扶助』『介護扶助』『出産扶助』『生業扶助』『葬祭扶助』の8種類です。各世帯の状況に合わせて必要な扶助が決定されます。
これらは基本的に現金によって給付されますが、『医療扶助』『介護扶助』など例外的に現物で支給されるものもあります。
『医療扶助』は医療券によって行われます。診察・治療・処方等が現物で医療サービスが提供され、料金を支払う必要もありません。
『介護扶助』も同様で基本的には現物のサービスが提供されます。
提供されるサービスは訪問介護や通所介護等の介護保険サービスです。
例外的に福祉用具の購入や住宅改修等は現金で給付されることがあります。
生活保護を受給するには世帯収入が最低生活費に到達していない、理由があり働くことが困難である、などといった要件を満たす必要があります。
基本的に資産などは全て売却し生活費に充てる必要があるため、土地や建物で資産運用をしていくといった長期的な計画は生活保護を受給しようとすると持つことができません。
申請は各地区町村の福祉事務所・生活保護担当へ行います。
これは役所や役場に設置されています。
※本稿は一般的な内容を記述しています。
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