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中心静脈栄養

公開日:令和3年(2021年)4月1日

 簡単に

○心臓の近くにある中心静脈から栄養剤を投与する治療法。
○長期間経口摂取ができない患者に処置される。
○高カロリーの輸液を投与するのが一般的。

 

※以下この記事は『高カロリー輸液』と同一です※

 

 詳しく

中心静脈栄養はTPN(Total Parenteral Nutrition)と呼ばれています。
IVH(Intravenous Hyperalimentation)などとも呼ばれますが、国際的にIVHよりもTPNの表記を用いる方向になっています。

TPNは高カロリー輸液とも呼ばれ、高カロリーの輸液を中心静脈から投与することで、からだに必要な栄養素を補給することができます。
何かしらの理由で一週間以上の長期間、口から栄養を取れない患者に対して行われることが多いです。

普段私たちが想像する点滴は腕の血管から投与するものが多いですが、TPNは中心静脈という心臓近くの太い血管にカテーテルを挿入しそこから投与されます。
経口摂取できない人体に必要な栄養をこの輸液で全て賄うため、投与する輸液は栄養濃度が高くなります。
そのため24時間といった長い時間をかけてゆっくりと投与することが多いです。

1968年にアメリカの外科医スタンリー・ダドリック(Stanley J. Dudrick M.D.)によって開発されました。
経口摂取が不可能な患者にとっての大きな光となりましたが、トラブルや副作用などの問題も抱えており、現在もより安全に使えるよう改善が続けられています。

TPNは医療行為のため介護職では行えません。
有料老人ホームを検討する際は24時間看護師常駐か医療・看護の体制が整ったホームを検討することが必要です。

 

※本稿は一般的な内容を記述しています。


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