糖尿病性神経障害
公開日:令和3年(2021年)4月1日
簡単に
○血糖値の上昇が原因で起こる神経障害。
○手足のしびれや痛み、過度な発汗、排尿障害といった症状が出る。
○糖尿病の三大合併症の一つ。
詳しく
糖尿病性神経障害とは糖尿病の合併症の一つで、末梢神経に障害をきたす疾患です。
原因は血糖値の上昇とされています。
血糖の中にはブドウ糖が含まれており、これが増えすぎると細胞の働きを弱めてしまうために起こります。
参照:糖尿病
末梢神経は体の隅々までに広がっている神経で、痛みを感じるものや筋肉を動かすものなどがあります。
この神経が働かなくなると手足のしびれや痛み、便秘や排尿障害を引き起こします。
また痛覚が鈍ることで怪我をしているのに気がつきにくくなります。
そのため足などに傷を負っても自覚がなく、重篤な結果につながることもあります。
血糖値を調整することが予防と治療のどちらにも適しています。
過度な飲酒や、バランスの悪い食事を避けて適度な運動を継続することも大切です。
他にも糖尿病の合併症として『糖尿病性腎症』や『糖尿病性網膜症』などがあります。
参照:糖尿病性腎症
参照:糖尿病性網膜症
※本稿は一般的な内容を記述しています。
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