特定機能病院
公開日:令和3年(2021年)4月1日
簡単に
○高度な診療や医療技術の研究開発を行える病院。
○厚生労働省の認可が必要。
詳しく
特定機能病院とは高度な医療の提供や医療技術の研究開発などを実施できる能力があると厚生労働省に認められた病院のことで、令和2年(2020年)時点で全国に87か所設置されています。
診療報酬の優遇措置を受けられることや、重症認定を受けている難病患者が特定機能病院で治療を受けた場合に発生する保険診療内の一部自己負担額は公費扱いとなります。
承認要件として
- 病床数が400以上
- 診療科が16以上
- 院患者の紹介率が5割以上
- 雑誌掲載英論文が年70件以上
- 集中治療室、無菌病室、医薬品情報管理室を備えていること
- 一般病院より高い人員配置基準
などが定められています。
紹介状を持たない患者は初診時に選定療養費として5000円以上支払う必要があります。
これは特定機能病院が高度医療を必要としている患者への診療を優先的に行えるよう施された処置です。
病院は適切な医療を万人提供する必要がありますが、我々受診者も自分の症状に合わせて適切な病院(の種類)を選ぶ必要があります。
※本稿は一般的な内容を記述しています。
ご相談はキットカンパニーに。
相談を含め、見学同行など全て無料です。
