メチシリン耐性黄色ブドウ球菌
公開日:令和3年(2021年)4月1日
簡単に
○抗生物質メチシリンに耐性を持つ黄色ブドウ球菌。
○MRSA(Methicillin-resistant Staphylococcus aureus)と略される。
○院内感染を引き起こす主要な原因菌の一つ。
詳しく
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌とは、健康な人でも保菌している常在菌の一つで、抗生物質のメチシリンに耐性がある黄色ブドウ球菌のことです。
ただしメチシリン以外の抗生物質にも耐性を持っているため厳密には多剤耐性菌となります。
参照:常在菌
病院内など医療現場で院内感染を引き起こす原因菌の一つとなっています。
接触感染や飛沫感染で広がり、健康な状態でこの菌に接触しても問題はないとされていますが、病気や手術などで免疫が低い状態であると、傷口の化膿や肺炎など様々な症状を引き起こします。
※本稿は一般的な内容を記述しています。
ご相談はキットカンパニーに。
相談を含め、見学同行など全て無料です。