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BPSD

公開日:令和3年(2021年)6月14日

 簡単に

○認知症には「中核症状」と「行動・心理症状(BPSD)」という二つの症状がある。
○以前は周辺症状と言われることが多かったが、近年では「行動・心理症状(BPSD)」が一般的になっている。
○性格や心理状態、本人が置かれている環境が絡み合って発生し、徘徊や暴力、幻覚などの症状がある。

 

 詳しく

BPSDとは認知症の行動・心理症状のことです。
以前は周辺症状と言われることが多かったですが、近年では「行動・心理症状(BPSD)」と言う呼び方が一般的になっています。

参照:認知症

 

認知症の症状には大きく分けて二種類あります。

一つ目は「中核症状」です。
中核症状は、脳の障害によって起こる直接的な症状です。
いつどこで何をしたという記憶が障害される、記憶障害。
時間や目の前にいる人物がわからなくなる、見当識障害等がそれに当たります。

二つ目がBPSDです。
中核症状から派生し引き起こされる症状で、性格や心理状態、置かれている環境などが絡み合ってくるので、どのような症状が出るかは人により異なります。
症状としては、徘徊・暴言や暴力・興奮・抑うつ・昼夜逆転・不眠・幻覚・妄想・せん妄・もの取られ妄想などがあります。

認知症、特にBPSDが発症すると介護の負担がとても大きくなってしまうことがあります。
介護者が疲れてしまう前に、介護保険サービスなどを利用したり、話や相談ができる場所を見つけることは大切です。
それが要介護者・介護者双方にとって安心安全につながることもあります。
無理をせず地域包括支援センターやケアマネージャー等に相談しましょう。

なおBPSDは
Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia
の略語で
Behavioral:行動の
Psychological:心理的な
Symptoms:症状群
Dementia:認知症
をそれぞれ意味します。

 

※本稿は一般的な内容を記述しています。


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