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ユニットケア

公開日:令和3年(2021年)6月16日

 簡単に

○入居者のプライバシーや尊厳を守り、一人一人の生活のリズムやライフスタイルにあわせたケアの手法のこと。
○ユニットと呼ばれる少人数のグループを形成し、そのグループで生活する。

 

 詳しく

ユニットケアとは老人ホームなどで、入居者一人一人の生活のリズムやライフスタイルにあわせたケアを行うことです。

以前は介護を行う際に効率を最重視した『集団ケア』が主流で行われていました。
集団ケアは入居者の居室が多床室(大部屋)であったり、誰に対しても画一的なサービスの提供が行われたり、ケアが流れ作業的である、といったことが特徴です。
入居者個々人のプライバシーが守れていなかったり、生活のリズムやスタイルが本人の望むものでなかったりと、いくつかの問題がありました。

たとえ介護が必要になっても個人の尊厳やプライバシーは守られるべきであり、それぞれが望む生活を送れるようにするべきである、という考えが近年浸透し、これを体現したのがユニットケアというケアの手法です。
ユニットケアでは基本的に個室と少人数が使用する共用スペースからなり、プライバシーを保ちながら他者との関わりを持てるようになっています。
この共用スペースを共有する10人以下の人数グループをユニットと呼びます。
また担当の介護スタッフをユニットごとに配置することで、入居者と介護スタッフの関係を密にし、ちょっとした変化にも気づきやすくなり、入居者がそれぞれより充実した暮らしを送れるようにしています。

利点の多いユニットケアですが、人によっては人との距離が近すぎて人間関係の問題を抱えてしまったり、個室が向いていなかったりと、マイナスになってしまうこともあるようです。
また多床室(大部屋)より住居費等の費用は高くなります。

入居予定者の状態や希望などを鑑みて、どのような老人ホームが向いているのか検討することも大切です。

 

※本稿は一般的な内容を記述しています。


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