脊髄小脳変性症
公開日:令和3年(2021年)4月1日
簡単に
○指定難病かつ介護保険特定疾病の16種類の一つ。
○後頭部にある小脳が異常をきたし、体をうまく動かせなくなる。
詳しく
脊髄小脳変性症とは身体を上手に動かせなくなる運動失調症状を伴う神経の病気です。
運動失調をきたす変性症の総称となっています。
16種類の特定疾病の一つで、疾患があると65歳未満の場合でも介護保険の申請を行うことができます。
参照:特定疾病16種類
ここでは多系統萎縮症は除きます。
参考:多系統萎縮症
以前は原因が分からず治療も難しい病気でしたが、近年では神経を狂わせる遺伝子が原因であると判明しつつあります。
遺伝子が原因ではありますが、罹患者の三分の二は遺伝性ではありません。
歩いているときにふらついたり、転びやすくなったりする症状が表れます。
ほかにも手が思い通りに動かせなかったり、口を動かしづらくなったりするといったものもあります。
進行速度はいずれもゆっくりで、発病後急に体が動かなくなるといったようなことはありません。
主な療法は服薬によって病状進行を遅らせることです。
※本稿は一般的な内容を記述しています。
ご相談はキットカンパニーに。
相談を含め、見学同行など全て無料です。
